前作からわずか7か月で届いた新アルバムは、ビッグバンド編成で〈ジャズ〉と括られる多様なサウンドに向き合った作品に。ストリングスを迎えたナンバーにストレート・アヘッドなバップ、ファンキー・ジャズに可憐なワルツといったスタイルのクールなアンサンブルを乗りこなし、日本語詞の歌唱を泳がせる様が何ともスリリングだ。ORIGINAL LOVE“接吻”のラグジュアリーなカヴァーも収録。