チェット・フェイカーから本名であるニック・マーフィーに改名して初のフル・アルバム。従来のアンビエントR&B要素はかなり薄まり、フル・オーケストラを従えてアウスゲイルのような荘厳フォーキー・ポップに路線変更。ベッドルームを抜け出し、大自然へとワープしている。かつてダークサイドでニコラス・ジャーの相棒を務めたデイヴ・ハリントンが全面バックアップしているのも大注目ポイントだ。