スペインのネオン・フィンガーが送り出した次なる新作は、コンピ『I'm A Vocoder』にも参加していたポルトガルのマルチ・ミュージシャンによるファースト・アルバム。いわゆるブギー/ディスコ・リヴァイヴァルの流れに直球でハマるわけではない風情もこのレーベルならではで、浮遊感のあるシンセウェイヴ系やフュージョン風味のインストが主軸。モーファンクのモニカらを迎えたマイルドなヴォーカル曲も効いている。