名優ロバート・レッドフォードの俳優引退作である映画『さらば愛しきアウトロー』。実在した伝説の銀行強盗フォレスト・タッカーを演じ、1980年代初頭に起きた、発砲や暴力とも無縁な老紳士然とした強盗を描くコメディ作品。この役でレッドフォードは2019年発表のゴールデン・グローブ賞の主演男優賞にノミネートされた。監督は『セインツ -約束の果て-』やディズニー作品『ピートと秘密の友達』で知られるデヴィッド・ロウリー、音楽は同監督作ではお馴染みのダニエル・ハート。ジャズ・テイストも漂うスコアと、キンクスやスコット・ウォーカーらのロック・チューンで彩る。