音楽面でも才気漲る人気声優の1年ぶりの新作は、〈終末感とセンチメンタリズム〉をテーマにみずから書き下ろした5曲入りのEP。弦楽を交えた目眩く展開にスマッシング・パンプキンズ“Tonight, Tonight”の衝撃を思い出す終末ロック“memento”、rionosの編曲による優雅で透明感溢れるサウンドと主役のファルセットが華麗に踊る“ワルツ”、妖しくも爛熟したムードに満ちた“林檎”など、心地良い憂いを帯びた一枚に。
斉藤壮馬 『My blue vacation』 才気漲る人気声優の新作は、〈終末感とセンチメンタリズム〉がテーマ
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