先日、4月オープンと報じた下北沢の新たなライブハウス、LIVE HAUS(リヴハウス)が開業資金の援助を目的としたクラウドファンディングをCAMPFIRE内でスタートした。

LIVE HAUSの代表の1人を務めるのは、THREEの店長としてノルマ制の廃止などを行ってきたスガナミユウ。彼の意欲的なライブハウス改革はLIVE HAUSにおいても同様で、レンタル料金を0円に近づけるという革新的な料金プランや、20歳未満もしくは海外からの旅行者はドリンク代のみで入店できる方針、多様性の尊重などを掲げたステイトメントを発表していた。

今回、LIVE HAUSがクラウドファンディングを実施したのは、大きな資本の後ろ盾がない独立開業でのスタートにあたって、必要な開業資金5,000万円の5分の1にあたる1,000万円が現在不足しているため。CAMPFIREのプロジェクト・ページには、立ち上げにあたっての想いと、〈関わるひとたちの幸せをつくれる場所にしたい〉という従業員への雇用スタンスを含めたステイトメントの続報が、以下の6人のスタッフの連名で書かれている。

スガナミユウ/代表(下北沢THREE元店長, GORO GOLO)
宮川大仏/代表(渋谷organ bar元店長)
山下“ロッキー”貴大(TOAST BRO, FEVER OF SHIZUOKA)
高橋 昌志(PINK POLITICS, boot space)
堀田昌太郎/サウンドエンジニア
波多野公士/共同立ち上げメンバー(V/ACATION, チーターズマニア)

なお、クラウドファンディングのリターンは、金額に応じて、生涯フリーパスやドリンクバッジ(チケット)30個、オリジナルTシャツなど。LIVE HAUSの方針に賛同した人は、参加してみてはいかがだろうか。また、ナタリーにてスガナミが現在の心境を語ったインタビューも公開されているので、そちらも読んでみてほしい。