2016年末からコンスタントに楽曲を重ね、ようやく初のアルバムを完成。これにてワン・ダイレクション全員のソロ作が出揃ったことになるが、本作にはブリット・ポップの伝統性を弁えた親しみやすさが横溢し、もっとも1D寄りの作風で屈託なく自身の持ち味を活かしているのが良い。スケール感のある“Kill My Mind”や亡き母への想いを綴った“Two Of Us”などのヒットに加え、日本盤には“Miss You”などのシングル群もボーナス収録。