スターゲイズとのコラボ作からおよそ2年ぶりとなる通算5作目。前作以上にダークな世界観で覆われた仕上がりには、ヴォーカルのシャニーが大怪我した経験や、子育てや生活における苦難などが影響を及ぼしているようだ。妖艶な歌唱を彩るのは、トリップホップやIDMを想起させる不穏なトラックの数々。外部プロデューサーとのセッションも行ったためか、多彩なビート・アプローチでアルバムに起伏を生み出している。