『The Official Body』(2018年)に引き続き、プロデューサーにエドウィン・コリンズを迎えた4作目のアルバム。ロンドンからグラスゴーに拠点を移した男女3人組がここで挑むのは、ニューウェイヴの誕生さえも再現するポスト・パンク・サウンドの拡張だ。〈ポジティヴ・パンク〉なんて言葉も頭をよぎる、呪術的かつ原始的に打ち鳴らされるビートは、シンセの音色も纏いながら、やがてファンキーに跳ねはじめる!