チェインスモーカーズやマデオンなどメインストリームのダンス・ポップの潮目はメロウな方向へと流れているが、こちらの2人は空を突き抜ける爽快さとメロディーの波状攻撃で、“Runaway(U & I)”の頃の煌びやかさにいまだ曇りなし。“Faith”にはドリー・パートンを担ぎ出し、アヴィーチー“The Days”風なBones”ではワンリパブリックと合体するなど、強力な援軍も得て全編が快楽指数マックスの躁状態だ。