ドイツ産メロディック・パンクのファースト・アルバムは、レザーフェイス直系とも言える音楽性を掲げたもの。しかもヴォーカルまでスモーキーなシャガレ声でビックリした。サウンド的には親密かつ渋味のあるツイン・ギターをフックに疾走感溢れるナンバーが揃い、ドタバタしたドラムが味わい深い“Procrastination Street” など、武骨なキャッチーさが随所に散りばめられている。日本盤にはデモ音源6曲を追加収録。