お、ハードコア!と思えば、メロコアになったり、あれ、メロコア?と思えば、ハードコアになったり! ニューオーリンズの4人組が奏でるパンク・ロックは、80sと90sの見事な折衷……なのだが、そこにプログレ的なキテレツな展開が加わるサード・アルバム。激シブと思わせ、実はド変態というクセが強すぎるこの連中は、ウィーザーを彷彿とさせるエモいメロディーでもリスナーをノックアウトするのだった!