欧州諸国を跨いで結成されたネオ・ドゥワップ・グループが、〈英国のロイ・オービソン〉ことダレン・ペイジら新メンバーも加え、約6年ぶりの2作目を完成。サム・クックの“Teenage Sonata”やトゥルートーンズの“Singing Waters”、シャ・ナ・ナ“Those Magic Changes”など通好みな選曲も含むカヴァーとオリジナルが違和感なく半分ずつ並ぶ。ヴィンテージ趣味を超えた美意識で50～60年代の愛すべきオールディーズ感覚を伝える快作だ。