NYの現代ジャズシーンに、イスラエル独自のアプローチで一つのムーヴメントを起こしたパイオニア。既に確固たる地位を築きながらも精力的に活動を続けるオメル・アヴィタルのレギュラー・ユニットによる本作は、オープニング・トラックの、パワフルなグルーヴと2管のユニゾンによるテーマから始まる“Shabazi”で、既にテンションは最高潮! 全てイスラエルのミュージシャンから成り、日常生活を共にし、演奏を重ねることで結束を強めてきたこのクインテット。編集や修正は一切なし。その場の空気の熱さが伝わる生々しい録音は、ユニットのコンディションの素晴らしさを表している。