オススメしたい美しいメロディが溢れるピアノ協奏曲を発見! ルーマニア出身、イギリスで活動する作曲家キャリン・ユマ(1965‐)。2015年に作曲されたピアノとオーケストラのための“交響的協奏曲”はその名の通りオーケストラが壮大に華やかで、躍動するピアノと共に音楽を盛り上げている。ユマの故郷であるルーマニア、モルドヴァ地方の民謡がふんだんに取り入れられ、ロマン派的雰囲気を持つ美しく、どこか懐かしく感じる哀愁のあるメロディーが新鮮。雄大な自然の威風堂々とした佇まいを音楽から感じてしまうのは気のせいでしょうか。カップリングは“交響曲第1番〈カルパティカ〉”。2曲とも世界初録音。