マックルモア“Over It”への客演を経て、一昨年に『This Time』でアルバム・デビューを果たしたニュージャージー出身のシンガー・ソングライターが2作目をリリース。ハスキーでやや退廃的なニュアンスもある歌声は、登場時にはエイミー・ワインハウスやラナ・デル・レイを引き合いに出されたもの。オールド・ソウルやジャズ、フォークなどを下地にした濃い口の歌唱が今回も魅力的に冴え渡っている。