再結成後は3年おきにリリースしてきたアルバムもこれで4枚目(通算8作目)。〈グランジへのUKからの回答〉と謳われた90年代に囚われない音作りを追求してきた彼らが、今回めざしたのはリフで聴かせるロック。黄金時代の彼らが戻ってきたという声もある。確かにギャヴィン・ロスデイルの歌は変わらずニヒルだ。しかし、リフそのものはメタリック。ここにはこれまででいちばんヘヴィーなブッシュがいる。