ドクター・ドレー曲の新たな解釈を提示して評価を得た前作を経由してのオリジナル作品は、またも主役の才能の新たな一面が発露した内容に。ジャズ~ヒップホップ~ソウルを横断して現代ブラック・ミュージックの立ち位置を再定義した表題曲をはじめ、アフロ・ハウシーな“C-Side”、意外にも女性ヴォーカルとのポップな掛け合いを披露した“Daddy Warbucks”などなど、ヴァラエティー豊かな力作だ。