札幌ハードコアの雄による5年半ぶりのアルバムが完成。新ドラマーを迎え、GEZAN主宰の〈十三月〉からリリースされる本作は、下の世代のパンク・シーンに触発されたのか、いつになくノイジーでカオティックな作風に驚かされる。再起動したバンドならではの強烈な衝動に貫かれながら、それでも軸となるのは切実な言葉を振り絞る蛯名啓太の存在で、神々しいまでの轟音に包まれる10分超えの大曲“極光”はいかにも彼らしい。
札幌ハードコアの雄による5年半ぶりのアルバムが完成。新ドラマーを迎え、GEZAN主宰の〈十三月〉からリリースされる本作は、下の世代のパンク・シーンに触発されたのか、いつになくノイジーでカオティックな作風に驚かされる。再起動したバンドならではの強烈な衝動に貫かれながら、それでも軸となるのは切実な言葉を振り絞る蛯名啓太の存在で、神々しいまでの轟音に包まれる10分超えの大曲“極光”はいかにも彼らしい。