9か月の休養期間を経て、米国産イケメン5人組がロック・バンドへと変身。2年半ぶりのセカンド・アルバムでは、マルチ・プレイヤーのダニエル・シーヴィを中心にメンバーみずからが曲作りから演奏、プロデュースにまで挑戦する。生ドラムや打ち込み系に関してはブリンク182のトラヴィス・バーカーやスクリレックス、ティンバランドらの助けを借りつつも、自分たちで作り上げたという自信は大きく今後に繋がっていくはず。“Slow Down”でのスマパン、“Fallin'(Adrenaline)”でのカニエなど、技ありサンプリングも随所に散りばめられ、しかも効果的。持ち前のビタースウィートな青春モードはそのままに、骨太な逞しさを付け加えた彼らが、腹を括った勝負の一手。さて、この変化が吉と出るか!?