自国産のボーイズ・バンド不足が長らく続いていたUSから、待望の大型新人がアルバム・デビュー。本国では〈ネクスト・インシンク〉と呼ばれるほど期待されている彼らは、先輩に倣って流行をめいっぱい吸収し、コマーシャル・ポップの楽しさ/カッコ良さをこれでもか!と教えてくれます。ラテン・アーバンを爽やかに薄めたような“Friends”やハウシーなレゲエ・ポップ“Talk”をはじめ、この夏にヴァンプスをヘビロテしていた方なら間違いなくド真ん中のはず。優男系の切ない歌唱が魅力的なジャックやいかにも生意気そうなザックなど、キャラ立ちもハッキリしていて、その5人が入れ代わり立ち代わりでメインを張っていく歌割りに、こちらは目移りしっぱなし。現時点では褒めるところしかありません!