NATSUMEN/L.E.D.のサックス奏者による2作目は、デトロイト・テクノ調の冒頭曲から昂揚感がマックスで、よりダンサブルな色合いを強めた印象。オータコージによるバウンシーなビート上でサックスが軽快なステップを踏む“BOUSHU”や、野村卓史のピアノとの叙情的&エモーショナルなナンバーも挿みつつ、教授“thatness and thereness”のカヴァーでは自身でヴォーカルも披露。メロディアスかつ色彩豊かな音にひたすらうっとり……。
YUICHIRO KATO『WILD COLORS』NATSUMENのサックス奏者が坂本龍一カヴァーなどを交えて紡ぐ色彩豊かな音
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