AOR黄金期の空気感を鮮やかに蘇らせる逸材として確かな信頼を得ているフィンランドの鍵盤奏者が待望の2作目を発表。スティーヴ・ルカサーが紡ぐ艶やかな音色も美味な表題曲、マリリン・スコットやランディ・グッドラムの歌声が沁みるバラード群など今回も参加者の豪華さに笑みが漏れつつ、見事な完成度を誇る楽曲の連続に息を呑むばかり。テクニカルかつセンスのあるキーボード・プレイを披露するインストにも心が躍る。