トリオ編成となってからは初となる通算7枚目のアルバム。もういつも通りのマキシモ・パーク節なのだが、プロデュースにベン・アレン(アニマル・コレクティヴ、ディアハンター)を迎えたことにより、彼が得意とするブライトで広がりのあるサウンドに変貌しており、新味を感じさせる。各人の演奏も熟練と勢いを兼ね備えた素晴らしいもので、ニューウェイヴ・バンドとしてのプライドを感じさせる一枚だ。
マキシモ・パーク(Maximo Park)『Nature Always Wins』アニコレを手掛けたベン・アレンのプロデュースで広がりのある音へ変貌
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