2019年にヴァイナルで届けられたファースト・リリースの時点ではブリストルとボストンなる人物のコラボ・ユニットという情報だったが、蓋を開けてみたらブリストル出身のベン・ウェストビーチとボストン出身のコンという大物二人がタッグを組んだスーパー・グループだったというから驚き。このファースト・アルバムでは、アンドレア・トリアーナのソウルフルな歌唱を王道ディープ・ハウスに仕立てた“Heaven”と“Mountains”の両曲、ロイ・エアーズのヴァイブスをフィーチャーしたスムースなモダン・ディスコ“Wasting”など、ソウル〜ディスコ〜ハウス〜ファンクをミックスし、フロアライクに仕上げられたサウンドは当然のことながら全曲がクラシックの風格。世界中を歓喜の渦に巻き込むこと間違いなし。