ニッケル・クリークやアイム・ウィズ・ハーの一員として知られるフィドル奏者が届けた魅惑のチャイルド・ソング集。音の向こう側に得体の知れない何かの気配を感じさせてやまないイマジナティヴで映像的な曲がひしめき合っている。ハイライトは、アイム・ウィズ・ハーのノスタルジー満点なコーラスが光る“Tumbling Tumbleweeds”。ハル・ウィルナーが作った不朽のディズニー歌曲集『Stay Awake』の傍に置いて末永く愛聴したい。