ジョナス・ブラザーズの復活後では初となる5年ぶりのソロ・アルバム。前作にあたる『Last Year Was Complicated』も野心的なR&Bサウンドに挑んでいたが、今回は兄弟のリユニオン作で4曲を手掛けていたグレッグ・カースティンに全曲の制作を委ね、ソングライターのモーリーン・マクドナルドも交えた3人でギュッと作った印象だ。バビロン・ズーとは関係ない“Spaceman”をはじめ、大風呂敷を広げない内省ぶりも時代にマッチしている。