約1年ぶりという短いタームでリリースされた通算8枚目のアルバム。今回は敬愛するフリーやフリートウッド・マック、ビートルズからの影響を反映し、より自由な生演奏、そして趣深い歌とメロディーに重きを置いた作りで新味を感じさせる。とは言いつつも本来の持ち味であるニューウェイヴ感覚と編集技術を組み合わせたサウンドは健在で、それらとダイナミックな生演奏が高い次元で融合されている快作です。