早くも今年の最重要メタル作が登場。フランス発のゴジラによる7枚目のアルバムはこの4人組バンドの魅力を凝縮した決定盤である。新たなアンセム“Born For One Thing”で幕を開け、セパルトゥラを彷彿させるトライバル・メタル風味の“Amazonia”、ゴスペル・テイストで迫る“The Chant”など新境地的な2曲にも驚かされた。粒立ち鮮やかな曲ごとの充実ぶりに加え、アルバムとしての聴き応えも満点だ。