Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、8月15日~8月21日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
UNLIMITS 『U』 Coccoカヴァーも収録、バンドならではな〈哀愁〉が深化した新作は、自由に奏でられた音に胸躍る
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2POP / ROCK
エクスプローラーズ・クラブ 『Together』 ビーチ・ボーイズ研究し尽くすハーモニー・グループ、本家超える品質の新作
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3JAZZ
ダイレクターサウンド 『Into The Night Blue』 ポスト・クラシカル好きからVIDEOTAPEMUSICファンにも◎な新作
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4JAPAN
UNISON SQUARE GARDEN 『Dr.Izzy』 アクロバティックな演奏など尖った面を見せつつもポップに突き抜けた新作
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5JAPAN
Migimimi sleep tight 『The Lovers』 電話ズ・松本ら擁するバンドの初作はぶっ飛んだバランスの楽曲群が新感覚
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6JAPAN
くるり 『琥珀色の街、上海蟹の朝』 黒人音楽を下地にしたポップソングへの回答的な楽曲やフォーキー路線も◎な新EP
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7R&B / HIP HOP
DVSN 『Sept 5th』 ドレイクのプロデューサー擁するデュオの初作、ウィークエンド以降のサウンドながら90年代R&B風味も
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8POP / ROCK
ゴジラ 『Magma』 仏のテクニカル・デス/エクストリーム・メタルの巨頭、東洋的な要素加えて新境地開拓した傑作
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9DANCE / ELECTRONICA
クリスチャン・フェネス、ジム・オルーク 『Its Hard For Me To Say I'm Sorry』 再度タッグを組んだコラボアルバム
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10JAPAN
microstar 『She Got The Blues』 端正な意匠に満たされた楽曲並ぶ温かみ残る聴き心地の8年ぶり新作
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11JAPAN
ヒステリックパニック 『ノイジー・マイノリティー』 ラウド・ロックとポップ・ミュージックの重なる領域をさらに押し広げた新作
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12POP / ROCK
トレイン 『Does Led Zeppelin II』 まさかのツェッペリン・カヴァー集、音質含めてオリジナルにかなり近い出来
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13WORLD
V.A. 『スペース・エコー~ザ・コズミック・サウンド・オヴ・カーボ・ヴェルデ』 カーボ・ヴェルデの70~80’Sまでのレア音源集
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14POP / ROCK
ピーター・ビヨーン・アンド・ジョン 『Breakin' Point』 70s末~80sっぽい煌びやかさが◎な5年ぶり新作
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15JAZZ
ジャック・ディジョネット 『イン・ムーヴメント』 キース・ジャレットのスタンダード・トリオのドラマーによる新プロジェクト
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16R&B / HIP HOP
ビヴァリー・ナイト 『Soulsville』 ジェイミー・カラムら参加、伝統への憧れと敬意込めたオリジナルが◎な新作
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17JAZZ
ミリアド・スリー 『ムーンズ』 ポスト・ロック的要素持ったカナダのジャズ・ピアノ・トリオの日本デビュー盤
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18JAPAN
LITTLE CREATURES "Michi no Album (Unknown Album)" The 3 float with free-form rock, offering heart-warming soul music
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19DANCE / ELECTRONICA
ジョリー・メア 『Mechanics』 ジャイルズもお気に入りなDJ/マルチ奏者の初作は、派手めなコズミック・ディスコ快作
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20POP / ROCK
ジュリアナ・バーウィック 『Will』 シガー・ロス譲りの幻想的なストリングスとエンジェリックな歌声が鍵を握る新作
PIZZA OF DEATHのレーベル内レーベル、Jun Grayに所属する激情派ロック・バンド、UNLIMITSの新作『U』が首位に輝いた今週のレヴュー記事アクセス・ランキング。今回、〈ポスト・クラシカル好きからVIDEOTAPEMUSICファンにも◎〉という惹句に興味をそそられたのが、3位にランクインしたダイレクターサウンドの新作『Into The Night Blue』。レヴュー記事で試聴してみたところ、リリカルな音色の鍵盤にエキゾなムードのスティール・ギターが重なる“Once Upon A Ocean”など、残暑厳しいこの時期にピッタリな、極上の脳内リゾートを堪能できる一枚でした!
また、映画『シン・ゴジラ』の大ヒットもアクセスを後押ししたのか(?)、8位に登場のゴジラ『Magma』も注目です。〈今年のハード&へヴィー・ロックの最重要作品〉と紹介されていますが、各楽器の細やかなプレイが折り重なって重たいうねりを起こしているようなメタル・サウンドが凄まじくカッコイイ! フロントマン、ジョー・デュプランティエのカリスマ性溢れる歌声にも痺れます。
そして、9位のクリスチャン・フェネスとジム・オルークのコラボ作『Its Hard For Me To Say I'm Sorry』もぜひチェックしてほしい逸品。音響の両巨頭と言うべき2人が作り出す、途轍もなく深いドローンの波に身を沈めてみてください。なお、ジムは10月に石橋英子&山本達久とのトリオ編成によるバンド、カフカ鼾での初作『nemutte』をリリース。こちらも非常に楽しみですね!