ニュージーランド出身の4人組による7年ぶりとなる7作目のアルバム。2000sガレージ・リヴァイヴァルのなかで注目されながら、異彩を放っていた70年代風のハード・ロック・サウンドはデビューから20余年。メンバーみずからオルガンを奏で、ぐっとサイケ色濃いものに。その時代錯誤ぶりは逆に頼もしい。ディープ・パープル、モーターヘッド、スレイドら先人たちに対するストレートすぎるオマージュも聴きどころだ。