激動の20世紀を貴重な記録映像でたどるNHKスペシャル「映像の世紀」。その音楽を手掛けた作曲家でピアニストの加古隆。不朽の名曲となったメインテーマ曲“パリは燃えているか”をはじめとする音楽は、当時大反響を巻き起こしました。壮絶な歴史、時代のうねりと共に想いの込められた音楽が、優しく響きながらも、心揺さぶる。哀愁のメロディはいつ聴いても感動的。今回「映像の世紀」の数ある音楽から、加古隆クァルテット(ピアノ四重奏)の演奏会用に全12曲の「組曲『映像の世紀』」として再構築。4人とは思えない響きと、広がりのある音世界が生まれています。