70年代後半のニュー・ミュージック、シティ・ポップ世代には懐かしい惣領智子は、夫であった惣領泰則とのブラウン・ライスでアメリカでの音楽活動、そのメンバーであった高橋真理子とのその後のTinnaでの活動で知られている。本作は81年に当時の東芝EMIのExpressレーベルからリリースされた3作目のソロ・アルバムで、今回のCD化にあたり、オリジナル収録の9曲はすべて初CD化。そこにドラマ主題歌だった“愛されて海へ”と“MY LITTLE GIRL”のシングル2曲がボーナス、後者は初CD化となる。ほぼ自身の作詞作曲になるオリジナル曲で、時代が求めた良質なポップスが満載。