アーカイヴ・シリーズなどもドシドシ出ているニール御大だが、こちらは『Colorado』以来およそ3年ぶりとなるクレイジー・ホースとの新録アルバム! ゆったりとしながらも重々しく展開していく4人のアーシーな演奏と繊細な歌唱の織り成す味わいは円熟の域などとっくに通り越したもので、相変わらず独特のカッコ良さに溢れている。ハードな現実を反映しながらも包容力を備えた昔気質のタフな仕上がりに感服だ。