オリジナル・アルバムとしては実に19年ぶり(!)となる通算5作目。変拍子をうまく利かせた“Closer”もありつつ、豪胆なサウンドで突き進む“Revolution We Know”をはじめ、90年代USパンク/ハードコアの匂いが漂う爆発力高めな楽曲群は、抑圧からの解放を扇動する最強のサウンドトラック。混乱の時代を生き抜くためのスローガンを叫び倒すファスト・チューンを、作品の最初と最後に置いた構成も熱い。