かつてFKJを輩出したロッシュ・ミュージック発の新顔は、日本でも初作『Freedom TV』(2017年)が早耳の間で知られたベルリンのナイジェリア系シンガー・ソングライター。この新作でもスペイシーで浮遊感のある未来派ソウルをスムースに聴かせ、アフロビーツやデトロイト・ハウスにも通じるプリミティヴな躍動感を楽曲世界の隅々にまで宿している。オスカー・ジェロームのギターをフィーチャーした“Magnetic”も最高の聴きどころ。
ウェイン・スノウ(Wayne Snow)『Figurine』オスカー・ジェロームらを招いてスムースに聴かせる未来派ソウル
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