6月の初ライヴで詞/曲/ヴォーカル担当が声優のタカオユキであることを明かした〈視聴覚ユニット〉による初フル作には、先行曲で組んだ田淵智也、やしきんらに加えて新たに前山田健一らが編曲で参加。ナイーヴさが前に出る歌世界にカラフルな色を添えています。とりわけ、mitoが清澄なシンセと回転系のリズムでドラマティックなファンタジーに仕立てた“ミッディ”が素敵!
声優として活動するPileと飯田里穂から成るデュオのデビュー・シングル。詞は畑亜貴、曲は2人が出演する「ラブライブ!」のプロデュース・チームが監修という布陣で届いた本作は、逸るビートが恋する胸のドキドキに直結するエレポップ、ちょいユーロビート風のサマー・チューンと、ハッピー・ヴァイブスが満載です!
HISASHI(GLAY)のプロデュースでデビューを飾った声優シンガーの第2弾シングルは、山口優×宮川弾×藤本功一というマニュアル・オブ・エラーズ組が制作。軽やかなバンド・サウンドにとりどりのシンセ/電子音によるオーケストレーションを重ねるという手法を使い分けた2曲は、主役のガーリーな歌声と相まってとってもラヴリー。キュンとします。
アレンジまで自身で行い、楽曲のカラーを毎回大幅に変えてくる才能には感服しきり。アニメ「RAIL WARS!」のエンディング・テーマとなった表題曲は、大バコにバッチリとハマりそうなEDM経由のダンス・ポップ。クールに挑発するラップ風のヴォーカリゼーションも格好良い!
アニメ「うぽって!!」のテーマ曲に端を発する声優ユニットの初アルバムは、既出の10曲+初お目見えの6曲という大ヴォリューム。後者には各メンバーをメインに据えた楽曲もあって、ハード・ロッキンなナンバーからアッパーなトランス・ポップまで、本作中でも特にヴィヴィッドな印象。個人的には富樫美鈴がリードを取る健気なギター・ロック“Alone Babylon”が好きです。
春にはsukekiyoの初作にリミックスで参加というトピックもあったシンフォニック・メタル・バンドの新シングル。ゆい様のキュートな歌声と荘厳な合唱コーラスを備えたヘヴィーなサウンドは、相変わらず常軌を逸して劇的。摩天楼オペラやGYZEと併せてぜひ!
表題曲のコラボ相手はandropの内澤崇仁。ダイナミック&スピーディーなバンド・アンサンブルと並走するストリングス、アクセント的に挿入される可憐なヴォイス・サンプルと金属質のノイズ──まさに内澤の真骨頂な音世界のなかで主役がとびきり晴れやかな歌唱を響かせています! 原昌和が手掛けたカップリング曲で見せるアダルトな表情も◎。