2019年の〈DJ-Kicks〉リリースも記憶に新しいUK新世代ハウスのエースが、DJミックス・シリーズとして双璧をなす〈Fabric〉にも登板。30を超えるトラックをガシガシと繋いだ現場感溢れる内容でありながら、決してイーヴン・キック一辺倒に陥らず、さまざまなジャンルを横断しながら緩急つけて余裕の完投。こうした作品に触れると、改めてDJという行為そのものがアートなのだと再確認させられるはず。