ソロ名義の歌ものとしては、何気に11年ぶり。数々の共演を経て、いま一度みずからの音楽作法を見つめ直した結果なのか、自身でベースとドラムも演奏した16枚目のアルバムは、これまで以上にファンキーでブルージーな作品に! 70年代のソウルを彷彿させつつ、現代風の味付けも織り交ぜ、ラップ・スティールによるインスト作品だった前作以上に新境地をアピール。ギターだけに頼らないアンサンブルも聴きどころだ。