ロス・フロム・フレンズやDJサインフェルドに続き、ローファイ・ハウスで名を上げたDJがまた作品性に傾注したアルバムを完成。地下の薫りは立ち込めるものの、ターンスタイルのブレンダン・イエーツを招いた“Understand”やノヴェリストとDダブルEがスピットする“Times Change”、ニア・アーカイヴスの歌う“Patience”あたりは流石に親しみやすい。ジル・スコット“Love Rains”をネタにした“Love Reigns”の胡散臭さが良し。