カウンター移籍作『Monsters』(2020年)で成功を収めたLAのデュオが、そのまま同レーベルでの次作を投下。大躍進の秘訣となった80sテイストをさらに突き抜けさせた印象で、チアフルなアップ・チューンから疾走感のあるシンセ・ポップ、当時の青春映画のような甘いバラードやMOR的なリゾート風味、エピローグ的なインストもあって、ドリーミーなシンセ使いも堂に入っている。往年のハード・ロック好きにも推薦したい擬似80s盤!