「劇場用映画ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君」と「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」のBlu-ray Discが2022年12月21日(水)に発売される。

90年に公開された、ちびまる子ちゃん初の長編劇場用映画作品「劇場用映画ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君」。そして、92年に公開された、「ちびまる子ちゃん」の長編劇場用映画作品第2弾「わたしの好きな歌」。この2作品が、Blu-rayでリリースされることが決定した。

「わたしの好きな歌」は、過去にVHSとレーザーディスクで発売されたが、DVD化はされておらず、長らく幻の名作として語り継がれていた作品で、貴重な上映の機会があるたびに話題になっていた。今回、ファン待望の、初のBlu-ray化になる。

「大野君と杉山君」は、さくらももこが書き下ろしたオリジナルストーリーによる、「ちびまる子ちゃん」初の長編劇場用映画作品。大野くんと杉山くんの友情を中心に描かれる、笑いあり涙ありの物語だ。

「わたしの好きな歌」は、まる子と絵描きのお姉さんとの交流を描きながら、さまざまな楽曲にのせて歌や踊りが繰り広げられるファンタジックな作品。

「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌 Blu-ray」限定版

今回発売される限定版には、公開当時のパンフレットをミニサイズにして再現したミニパンフレットのほか、コンテ、アフレコ台本、シナリオと、当時のものをミニサイズにして再現したものが同梱される豪華な仕様になっている。

いずれも同日に発売され、同時にDVDレンタルも開始する。

「わたしの好きな歌」の劇場公開から30周年を記念して実現した、2作のBlu-rayのリリース。特に「わたしの好きな歌」は貴重な作品なので、その評判を耳にして、映画を実際に観られる日を待ちわびていた人も多いだろう。ぜひ本作を手に入れて、不朽の名作を堪能してもらいたい。

 


RELEASE INFORMATION

芝山努, 須田裕美子, TARAKO 『劇場用映画ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君』 ポニーキャニオン(2022)

1990年に公開された、ちびまる子ちゃん初の長編劇場用映画作品の初Blu-ray化! さくらももこ書き下ろし長編オリジナルストーリー。
リリース日:2022年12月21日(水)
品番:PCXP.50940
価格:5,170円(税込)

本編:94分 
特典映像:4分
・劇場用特報(Aタイプ)
・劇場用特報(Bタイプ)
・劇場用予告編
・TVスポット
同梱特典:8Pカラーブックレット

■あらすじ
まる子のクラスの大野くんと杉山くんは、少し荒っぽいけれどいつも一生けんめいがんばっている名コンビ。まる子は席がえでそんな彼らと同じ班になってしまったからさあ大変! 彼らの熱い友情を中心に、まる子やクラスメイト達がハラハラドキドキ画面いっぱい駆けめぐります。笑いあり涙あり、そして最後にはかかえきれない感動があなたを包みこむでしょう。

■スタッフ
原作・脚本:さくらももこ
監督:芝山努 須田裕美子
キャラクターデザイン:重国勇二
場面設定:湯浅政明
作画監督:山田みちしろ/柳田義明/後藤真砂子
美術監督:野村可南子
撮影監督:森田俊昭
編集:小野寺桂子
音響監督:本田保則
音楽:中村暢之
製作:日本アニメーション/NTTアド/フジテレビ

■声の出演
まる⼦:TARAKO
お⽗さん:屋良有作
お⺟さん:⼀⿓斎貞友
おじいちゃん:富⼭敬
おばあちゃん:佐々⽊優⼦
お姉ちゃん:⽔⾕優⼦
大野くん:山口勝平
杉山くん:水原リン

©さくらプロダクション/日本アニメーション
©1990劇場用映画ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君製作委員会

 

須田裕美子, 芝山努, TARAKO 『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』 ポニーキャニオン(2022)

1992年に公開された、ちびまる子ちゃんの長編劇場用映画作品の第2弾が劇場公開30周年記念として初Blu-ray化!
リリース日:2022年12月21日(水)

■限定版
品番:PCXP.50938
価格:7,150円(税込)

■通常版
品番:PCXP.50939
価格:5,170円(税込)

本編:92分
特殊仕様:アウターケース仕様

■同梱特典 ※同梱特典は限定版のみ
・ミニコンテ上下巻
・ミニアフレコ台本
・ミニシナリオ
・ミニパンフレット

■あらすじ
学校で“めんこい仔馬”という歌を習ったまる子ことさくらももこは、それを図工の時間の絵のテーマにするがどのように描いたらいいか分からなかった。ある日、静岡のおじいちゃん、おばあちゃんの家近くで似顔絵描きのお姉さんに出会い、“めんこい仔馬”は、実は戦争で馬と別れなければならない悲しい歌なのだと5番の歌詞まで教えてもらう。まる子は少年の気持ち、いつまでも忘れないよという心を描く。絵が賞をとった事をお姉さんに知らせようと訪ねると、お姉さんにその歌詞を教えたボーイフレンドが、田舎に帰って牧場をするので一緒に来て欲しいとプロポーズしていた。絵を描きたいから行けないと断るお姉さんに絵はどこでも描けると精一杯の気持ちで言うまる子。そして結婚式の日、そっと学校を抜け出し、絶対忘れないからねと叫ぶのだった。しばらくしてお姉さんの絵が掲載された本が届く。それはまる子が、にわとり小屋の掃除と引き換えに手に入れたばかりの宝物の本と同じものだった。 

■スタッフ
企画:宮永正隆
原作・脚本:さくらももこ
音楽:千住明/川原伸司
キャラクターデザイン:河内日出夫
画面設定:小林治
美術:野村可南子
作画監督:生野裕子/柳田義明/藤森雅也
録音:本田保則
撮影:伊藤修一
編集:布施由美子
絵コンテ:須田裕美子
演出:石井文子/青木佐恵子
エンディングアニメーション:藤森雅也
プロデューサー:岡村雅裕/清水賢治
監督:須田裕美子/芝山努
製作協力:(株)亜細亜堂
製作:(株)さくらプロダクション/(株)フジテレビジョン

エンディング主題歌 “だいすき”
作詞:さくらももこ、作曲:筒美京平、編曲:千住明、歌:高橋由美子

■声の出演
まる⼦:TARAKO
お⽗さん:屋良有作
お⺟さん:⼀⿓斎貞友
おじいちゃん:富⼭敬
おばあちゃん:佐々⽊優⼦
お姉ちゃん:⽔⾕優⼦
木村しょう子:高橋由美子

©(株)さくらプロダクション/日本アニメーション1992
©1992劇場用映画「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」製作委員会