トロントのエレクトロ・ポップ・ユニットによる6年ぶり5枚目のアルバム。女性シンガー、マルティナ・ソーバラの一人ユニットとなってからは初の作品で、リゾやディジー・ラスカルを手掛けたダン・ファーバーがプロデューサーとして参加している。メロディアスな楽曲や鮮やかで浮遊感のシンセが印象的な音楽性は、90年代後半のマドンナにも通じるもの。スタイリッシュな大人のダンス音楽といった趣の好盤だ。