ディスコ・サウンドやダンス・ビートが新境地を物語る。10代の頃に聴いていたトーキング・ヘッズらニューウェイヴ・バンドをパンデミック中に再発見したことがインスピレーションになったそう。だからと言って、ドン・チェリーを父に持つ、このシンガー・ソングライターの持ち味は変わらない。ハートウォーミングな歌は跳ねるビートと共にさらに躍動しはじめた。最後はアンセミックなロックで締め括る。