現行ブーンバップのシーンで名を馳せるニュージャージーのラッパーによる新作は、伝説的なサルサ・シンガーのエクトル・ラボーをオマージュするタイトルを冠し、盟友バック・ダドリーや日本が世界に誇るボヘミア・リンチらがプロデュースで参加。アイズレー・ブラザーズの名曲を引用した冒頭“My Song”を筆頭にソウル~ジャズ系サンプルの楽曲が印象深く淡々と紡いでいくラップも中毒性高めだ。