デンマーク出身の白人女性シンガーによる4年ぶりの新作は、ソランジュのバックも務めたジャズ・コレクティヴのカタリストをサポートに迎えたアーティーな一枚。幽玄なヴォーカルの存在感を増幅するコンテンポラリーなジャズ/R&B作品で、ラファエル・サディークとの共演による“Too Much”も、R&Bのヴァイブに北欧のヴォーカリーズが交わったような独特の響きが耳を惹く。