フレンチ・タッチ前夜からフランスのダンス・ミュージック界を率いてきたレジェンドによる8年ぶりとなるソロ・アルバム。これまでに残してきた数々のビッグ・アンセムと並ぶトラックを多数搭載。じわじわとビルドアップしていくオープニングの“Tales From The Real World”、小気味の良いフランス語ラップが煽りまくる“In Your Phase”、骨太なベースとブリーピーなウワモノが緊張感を高める“Raviens la Nuit”などなどなど、溜めに溜めてからドカンといく〈ガルニエ節〉がアルバム全編の至るところで炸裂。後半の“Sado Miso”ではドラムンベースも披露するなど、ヴェテランは健在です。
ローラン・ガルニエ(Laurent Garnier)『33 Tours Et Puis S'en Vont』ビッグアンセム多数並んだ、仏ダンスミュージック界のレジェンド8年ぶりのソロ新作
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