かつてのフレンチ・エレクトロの旗手による3年ぶり5作目。もはやヴェテランの域ではあるが、作品全体から漂うレイドバックしたムードはいまの時代に合っており、南国テイストを取り入れた“Hypra-Sensorial”や直球アシッド・エレクトロな表題曲など、アートワークの雰囲気からも窺えるように前作の延長線上にしっかり進化を遂げたディスコ・ポップを披露している。