あと半歩、洋楽に近づきたい貴方に送る360°洋楽エンターテイメント番組=〈タワレコ渋谷洋楽第二企画室〉、進行役を務める音楽ジャーナリストの高橋芳朗です。今回は番組の看板娘=バニラビーンズりちゃこさんがお仕事の都合でお休み、そのピンチヒッターとして(こちらもなかなか高いアイドル性を誇る)タワーレコードの嶺脇育夫社長にお越しいただきました!
そんなわけで、この日の放送はおなじみ〈バイヤーズ・バトル!〉の審査も嶺脇社長にお願いしたわけですが、普段からこのコーナーの大ファンであることを公言している社長はともかく、実質上司からプレゼン内容をジャッジされることになるバイヤーの皆さんは、さぞやりづらかったことと思います……で、結果はというとジェイムス・ヴィンセント・マクモロー『Post Tropical』を推薦した5階ロック/ポップス担当・武田晃さんの優勝! まあ、勝ったら勝ったでこれまでとは違った喜びがあるのかもしれないですねー。これによって対戦成績は4階が4勝、5階が5勝、6階が2勝。じわじわと差がついて参りました!
特集コーナーは、嶺脇社長のこの夏のお気に入りを覗き見する〈タワーレコード株式会社代表取締役社長・嶺脇育夫のプレイリスト拝見〉。アメリカーナ~カントリー・ロック系のフェイヴァリットを中心に紹介しながら社長の幅広い趣味と豊富な知識を披露していただきましたが、個人的に気になったのは1曲目にピックアップされていたジョン・コルトレーンの最晩年のライヴ音源『Offering: Live at Temple University』。フリー期のコルトレーンがまだいまいちピンときてない僕は「ヴィレッジ・バンガードのライヴは1962年版より1966年版!」という社長のお言葉を受けてあれからずっと『Live at Village Vanguard Again!』をリピートしている次第でございますが……はい、徐々に光が見えてきました!
というわけでスペシャル仕様でお送りした今回の〈渋2〉、次回はりちゃこさん戻ってきますよー。放送日時は10月13日(月)19時30分、ぜひ渋谷店5階特設ステージまで遊びにいらしてください!
※詳細はタワレボにてチェック!
お知らせ)
タワーレコード渋谷店5階に、番組で紹介したCDが試聴できる特設ラックを設置しています! お店にお立ち寄りの際はぜひチェックしてみてください!
また、番組へのご意見ご要望、リクエストや取り上げてほしいテーマなどを随時募集中です! 番組のツイッターアカウントをフォローしてハッシュタグ【#タワレボ】【#渋2】をつけてツイートしてください! よろしくお願いします!
■ 番組ツイッターURL:https://twitter.com/yogaku_shibu2
■TowerRevolveProject(タワレボ)URL:http://www.towerrevo.jp/
9月22日放送分プレイリスト
*新譜さんいらっしゃい!
■ Tahiti 80 “Crush!”
from 『Ballroom』
■ Jhene Aiko “Eternal Sunshine”
from 『Souled Out』
*バイヤーズ・バトル!
《4F》
レゲエ担当:桜井一毅のイチ推し
■ The Bug “Fuck You feat. Warrior Queen”
from 『Angel & Devils』
ワールド/レゲエ担当:磯野カツヲのイチ推し
■ Meridian Brothers “Salvadora Robot”
from 『Salvadora Robot』
《5F》
ロック/ポップス担当:北爪啓之のイチ推し
■ Ned Doheny “Whatcha Gonna Do For Me”
from 『Separate Oceans』
ロック/ポップス担当:武田晃のイチ推し
■ James Vincent McMorrow “Gold”
from 『Post Tropical』
《6F》
エレクトロニカ/アンビエント担当:吉村健のイチ推し
■ Gareth Dickson “Song, Woman & Wine”
from 『Invisible String』OST
ジャズ担当:塩谷邦夫のイチ推し
■George Duke “Remembering The Sixties”
from 『Thief In The Night』
*推薦曲
■ Chris Brown “Add Me In”
from 『X』
*特集
[タワーレコード株式会社代表取締役社長・嶺脇育夫のプレイリスト拝見]
■ John Coltrane “Leo”
from 『Offering: Live at Temple University』
■ Obama Ondoua Ebini
from 『African Gems: Recorded in Central Africa Between 1965 and 1982』
■ The Replacements “Unsatisfied”
from 『Let It Be』
■ Uncle Tupelo “Slate”
from 『Anodyne』
■ The Jayhawks “Stumbling Through The Dark”
from 『Rainy Day Music』
■ Neil Young “I Wonder If I Care As Much”
from 『A Letter Home』
■ Jack White “Just One Drink”
from 『Lazaretto』