エリス・レジーナの名盤CD 7作がタワーレコード限定で再プレスされる。

ブラジル、ポルト・ アレグレ出身のエリス・レジーナ。10代の頃からラジオ番組で活躍し、1965年に第1回ブラジル・ポピュラー音楽フェスティバルに出場して優勝。〈ハリケーン〉というあだ名を持ち、1960~1970年代にはブラジルの国民的スターとして人気を博した。1982年に36歳の若さで死去し、2025年に生誕80周年、2027年に没後45周年を迎える。

そんなエリスとアントニオ・カルロス・ジョビンの名作『エリス&トム』を題材にしたドキュメンタリー映画「エリス&トム ―ボサノヴァ名盤誕生秘話―」が2026年3月6日(金)から公開される。これを記念して、近年入手困難となっていたエリスのCDがタワーレコード限定で再入荷。

今回、再プレスされたのは『エリス(1980)』『エリス・レジーナ・イン・ロンドン』『エリス・エスペシアル』『エン・プレーノ・ヴェラォン』『エラ 1971』『コモ・イ・ポルケ(ボーナス4曲収録)』『エリス 1972(ボーナス1曲収録)』『エリス&トム』の7作。この機会にぜひ手に入れてほしい。

 


RELEASE INFORMATION

ELIS REGINA 『エリス(1980)』 EMI/ユニバーサル(2016)

ブラジル音楽の進化と深化を人生の最後に体現した名盤
1982年1月に36歳の若さでこの世を去った、ブラジル音楽史を象徴する歌姫エリス・レジーナ。彼女が人生の最後にEMIオデオンに残したラストレコーディングアルバムで、絶頂期のエリスを知ることができる名盤。“サイ・デッサ”“オ・トレン・アズール”をなどヒット曲を多数収録。1980年作品。

 

ELIS REGINA 『エリス・レジーナ・イン・ロンドン』 Philips/ユニバーサル(2011)

ブラジルが20世紀に生んだ最高の女性シンガーの圧倒的代表作
この笑顔に吸い込まれそう! 24歳のエリスがわずか2日間で録音、そのエネルギーが一気に弾けたパワフルな一枚。ソウルフルでグルーヴィな歌とリズムはクラブでも人気。6曲目“ザズエイラ”は今でも多数のアーティストがカバーするキラーチューン! 1969年作品。

 

ELIS REGINA 『エリス・エスペシアル』 Philips/ユニバーサル(2007)

ジョビンからサンバまでド迫力で熱唱する〈台風エリス〉に感涙 
ヨーロッパ公演やロンドン録音などに乗り出す直前の、若き時代のエリスの魅力が凝縮された作品。アントニオ・カルロス・ジョビン、バーデン・パウエルらのボサノバナンバーからエドゥ・ロボやシコ・ブアルキら新世代の斬新な楽曲までを自在に歌い、ラストは感動的なサンバメドレーで締め括る見事な構成力に感涙! 1968年作品。

 

ELIS REGINA 『エン・プレーノ・ヴェラォン』 Philips/ユニバーサル(2015)

キュートなジャケがたまらない名盤中の名盤 
ロンドン録音の『イン・ロンドン』が大成功! ブラジル帰国後に制作した最初の作品。久々に故郷に戻り、ファンキーさと躍動感が増強。歌声、輝きに圧倒される不朽の名作。バーデン・パウエル作曲の1曲目を筆頭に素晴らしい名曲揃い。キュートな笑顔のジャケそのままのエリスに出会えるファン必携盤。1970年作品。

 

ELIS REGINA 『エラ 1971』 Philips/ユニバーサル(2007)

『カフェ・アプレミディ』シリーズでお馴染みの“マダレーナ”を収録
1970年代初頭。ニューソウルムーブメントに呼応し、パワフルで陽気な大衆サンバ路線から、力強く、時に内省的に時代の空気を反映させるシンガーへと変貌を遂げた作品。しっとりと落ち着きのあるサンバナンバー、冒険心に溢れ、バラエティに富んだ歌声が胸に染みる非サンバナンバーはともに秀逸! 1971年作品。

 

ELIS REGINA 『コモ・イ・ポルケ(ボーナス4曲収録)』 Philips/ユニバーサル(2015)

満面の笑みを浮かべたジャケのイメージそのままの名作
『イン・ロンドン』と同じ年に、ロンドンで同じリズムセクションで録音された同時期の作品で、『イン・ロンドン』の姉妹編と言える。ボーナストラック4曲はピエール・バルーとのデュエット曲を筆頭に素晴らしい楽曲揃いで、内容はますますパワーアップ! 1969年作品。

 

ELIS REGINA 『エリス 1972(ボーナス1曲収録)』 Philips/ユニバーサル(2015)

のちにジョビンとデュエットした“三月の水”のソロバージョンを収録
セーザル・カマルゴ・マリアーノとのコラボレーションによる第1作。弾けるサンバで大衆を魅了した60sのエリスから公私にわたるパートナーとなるマリアーノとの運命的な出会いまでを記録。マリアーノが弾くエレクトリックな鍵盤の繊細な音に導かれ、エレガントさと深みを増し、妖艶なシンガーへと変貌を遂げた記念碑的作品。1972年作品。

 

ELIS REGINA, ANTONIO CARLOS JOBIM 『エリス&トム』 Philips/ユニバーサル(2021)

20世紀の音楽史上最高の名盤のひとつ 一家に一枚
奇跡的に残されていたレコーディング風景を撮影したドキュメンタリーが、映画「エリス&トム ―ボサノヴァ名盤誕生秘話―」として公開される。家族や関係者メンバーの証言と様々なアーカイブ映像によって、天才2人の音楽性の違いや録音をめぐる葛藤がよみがえる。その対象となった圧倒的名作アルバムがこちら。1974年作品。